神聖魔法団【下】
「嘘だろ・・・」
「風雅!!」
風雅の体が地面に吸い込まれるように倒れた。
すかさず涯が駆け寄る。
「おい!しっかりしろ!!」
どれだけ体を揺すっても目を開けない。
「おい!おい!!
目を、目を開けてくれ・・・・!!」
風雅の心臓あたりから止め処なく血が溢れている。
もうピクリとも動かない。
「なんで、なんで!!!」
天音たちがいたところからもはっきり見えた。
風雅と瑠雲に何が起こったのか。
「風雅!!」
黎兎も名前を呼ぶ。
叫ぶ、声が枯れてもいい。
とにかく叫んだ。