妄想世界に屁理屈を。
「なるほど」
「っちゅーことで、あんたの体をもらうから」
「なるほ………………は?」
な、何を言ってるの?
「さっきあんた羽食べたでしょ?
私の体の一部を食べたってことで、私とあなたは今繋がってるってわけ。
だから私が見えるんだよ?」
「…よくわかんない、けど」
「あんたのせいなんだからよぉー、責任とれ?体で責任とれ〜ぐへへへ」
「いやだっ!何されるかわかんないけどとにかくいやだ!」
なんだこのコントは。
「だいじょーぶ♪あんたにちょっと憑いて、だありんを探す手伝いをさせるだけだから」
「つ、憑く?!呪われてんじゃんそれぇっ」
「だいじょーぶだいじょーぶ!
私神様、幽霊じゃない!
あと、ちょぉっと変なのが寄ってきたり鳥が寄ってきたりするだけで…」
「変なのぉ!?変なのってなにぃ!?」
「ん?例えば――」