妄想世界に屁理屈を。
なのに、あるとき創龍は黒龍を後継者に決めた。
後継者に決めた基準をお父さんは教えてくれないんだけど…
まあとにかく、赤龍が激怒したらしい。
なぜなら、彼はてっきり自分が後継者になると思ってたから。
長男だし、自分は後継者に相応しいと思ってた。
なのに、だ。
そんな赤龍に愛想をつかしたのかもしれない、白龍は消えたらしい。
二番目の後継者として、創龍は黄龍を選んだ。
黄龍は神々の罪を断罪する、応龍という名前になった。
黄(オウ)→応(オウ)
面白いよね、漢字って。
でも、オウを王とみる地域もあって、一部では四竜の長とされてる。
まあ性格的にもそうだったらしいからね。
じゃあなんでお父さんが選ばれたのかっていうのが謎なんだけど。
黄龍にも赤龍は激怒。
自分が相応しいって、聞かなかったらしい。
平和大好き、脳内お花畑のお父さんは、どうにか赤龍となかよしこよしを企んだらしい。
どれも失敗に終わったらしいけど。