スイーツ男子、佐藤くん
「とりあえず慶太と何処まで行ったのか教えてもらおうかしら。」

「おお!ナイスチョイスやな、チョコちん!ウチも気になるわぁ。」

「あああ、あの…私別に佐藤くんとそういう関係では…!」

そう告げると佐藤先輩の手から水鉄砲が飛んできた。

「な、なんですって!?わ、私はてっきりもう慶太と付き合っているとばかり…!」

「ウチもや…ほんまに付き合うてへんの?冗談言うなや?」

「ほ、本当ですよー…。」

なんで先輩たちはそんなに必死なのだろうか。私にはよく分からない。私と佐藤くんは、そう友達、友達…。そう言い聞かせる。

「慶太とは"友達"なのね?じゃあ佐藤くん、じゃなくて慶太って呼んであげたらどうかしら。」

「せ、せやなせやな!ナイスな助言やチョコちん!」

「は、はぁ…。」

確かにそうだよね。出会ってもうそろそろ半年が経とうとしているのに、今だに呼び方が佐藤くん、なんて。

「善処します…。」

返事はする、けど。
やっぱりいきなりそんな風には呼べないなぁ。

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