愛させろよ。
先輩が、俺を見上げて言った。

「相原、センスあるね」

透き通った瞳に見つめられて、俺は思わずどぎまぎした。

「え、あ、ありがとうございます」

「やだ、何緊張してるの」

先輩はふふっと微笑んだ。

「あ、先輩笑った」

「え?」

「俺、初めてですよ。先輩が笑うの見たの」
< 153 / 438 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop