愛合傘Ⅰ~終わることで始まる物語~【完】
「おはよう、」
1日、1日が過ぎていく一方。
また、明日金曜日…。
金曜日になったら、また休みがあって…そしてまた学校に来て…。
「なんか変。」
急に声を掛けられた。
「え、髪に癖でもついてるの?」
「違う、見た目じゃない。」
夕日君はじっと私をみつめる。
「見た目じゃ、…ない?」
「うん。」
「でも私、いつもと変わらないよ?」
「俺には分かるよ。顔に書いてある。いつも過ごしているんだから。」