愛合傘Ⅰ~終わることで始まる物語~【完】
今、隣に夕日君がいる。
夕日君が居なかったら、私は笑って過ごせていなかった。
ずっと、……?
よく分からない。まとまらない。
この気持ちはなんだろう。
ズキズキと胸がいたい。
「花田、」
声に反応して、振り向いた。
同時に夕日君と目があう。
……ドキッ…
また、張り裂けそうになる。
なんて、顔したらいいのかな…。
「鼻、赤いよ。トナカイみたい。」
「…ふぇっ?!」
そして微笑んだ夕日君。