愛合傘Ⅰ~終わることで始まる物語~【完】
「本当に好きなのはどっち?圭太じゃないの?」
華奈は私の嘘をとっくに見破っていた。
だけど私は素直に言えなくて分からないと嘘をついた。
「一緒に居て安心する恋もあれば、ドキドキする恋だってあるんだよ。
好きって想いが無くたって行動に出ちゃうものだから、嫉妬したり束縛とかしちゃうんだよ。」
「それが…辛いんだよ…耐えても耐えても何も変わらない。」
圭太の彼女になれる訳でもないし、受け入れてくれる訳でもない。