ギャップ彼女 2
悠斗の真剣な眼差しに、トクトクと鼓動は徐々に加速していく。



「リン」




そう言いながら徐々に顔を近づけてくる悠斗。



…キスされる!?




そう思った私はプイっと顔を逸らした。




『…や、めて…』




悠斗には、彼女がいるでしょ?
なのに何で、キスしようとするわけ?



また、からかっているの?



そんなのイヤだ…








―――苦しい…泣きそうだ…




「嫌だ。」



悠斗の絞り出すような苦しげな声に胸がズキリと痛む。



嫌だって…
なんでそんな事言うの?
意味分からないよ。




私の気持ちを全く分かっていない悠斗は、私の顔を無理やり向かせキスをおとした






その瞬間、我慢していた涙が溢れた。
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