ギャップ彼女 2
~奏 side~


「…った」と声がしたので、抱きしめる力を弱めリンの顔を見た。
夕方なので薄暗くなってきたのだが、とても顔色が悪いように見える。




『リン、大丈夫か!?』



心配だ…。
リンは頭が痛いのか、頭を抱え込んでいる。
こんなに痛がるなんて…
本当に、どうしたんだ!?





すると、いきなり俺の腕の中でぐったりと意識を失ったリン。



…え…





『リン!?』



俺は大きい声で何度もリンを呼んだ。周りの人が何事かとジロジロ見ているのに気付いたが、それどころじゃない。




リンの反応がないんだ。




俺は、全身から血の気が引くのを感じた


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