ギャップ彼女 2
30分の幸せな時間はあっという間だ。




「自転車ここでいいか?」

『うん。ありがとう』

「あぁ」



別れ際は寂しい。
もっと一緒にいたいと思うけど、そんなわがまま言えない。



こうして送ってもらうのだって悪いのにね。




「また明日…な?」

『…うん…』




悠斗は、すっと手を伸ばして私の左頬に優しく触れる。その触れた指先の温かさに、トクトクと鼓動が脈打つのを感じた。




そしてーー……





引き寄せられるように唇が触れた…
優しくて心地のいいキス。
想いが通じ合って初めてのキス。




脳が甘く痺れるーー…




唇をそっと離し、至近距離で見つめてくる悠斗に頬が火照り胸が弾む。



「好きだ」





痺れるような甘い声と共にまた触れ合う唇。
触れるだけのキスを名残惜しげに、何度も何度も重ねていく





近所の人に見られているかもしれないのに

玄関先でこんな事ありえないって思うのに……





悠斗との甘い甘いキスに酔いしれた



今…私、本当に幸せだ。
今までで一番……




幸福感をかみ締めた。

















あんな事件が起こるとも知らずに……
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