fine true happiness


まだ 暮らしはじめて
3ヶ月たたないと いうのに
あたしの荷物 多すぎる。


思い出も多すぎる。


あたしは 雅人に聞こえるくらい
声を上げて泣いた。



そして 暫くたった頃
雅人が 側にきた。


「おい!寝るんだったら ベットで寝ろ
オレがソファーで 寝るから」


「いい!他の人と寝たベットなんて
横になりたくもない」


「風邪引くから」


「今さら 優しくしないでよ!
あたしのことなんか
ほっといて!!!
もう 関係ないでしょ
あたしは もう雅人のものじゃないんだから」


「ごめん…」


そう言えば この前
あたしを抱いたあと
『ごめん』って
言ったのは…浮気したこと?
それを 謝ったの?


そうだったのか…。


あのときは 激しくてごめんって
あたしは 解釈してた
違ったんだ
この事だったんだ。


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