ありがとう さよなら(短編)


「ダ…、ダメ…」

落ちちゃうッ!




「ヤダッ!」

私の手が指輪の方へと伸びる





後、少し…


 でも、届か…ない---



それでも諦めたくない私は柵に全体重をかけて、なおも手を伸ばす






そして…---











「………ッ、はッ………?」





グラッ…---





私を支えていた柵が…、動いた---




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