忠犬ハツ恋
檜山君がシャロンに向かう気配がした後、サクラさんを背負わされた荒木先生も201号室を去るのを感じていた。
と言う事はこの扉の向こうに残されているのは大ちゃん1人……。
大ちゃんが私に気付く事なくここから出て行ってくれる事を切に願った。
「……美咲。」
………その願いも虚しく扉の向こうから私を呼ぶ大ちゃんの声。
よく考えれば私の鞄はソファーの横に置いたままだ。
玄関には靴も残されている。
……バレてもおかしくはなかった……。
「美咲、ここにいるんだろ?」
大ちゃんは寝室の扉を軽くノックした。
返事なんて出来る訳が無い。
私はだんまりを決め込んだ。
「美咲、開けるよ。」
ガチャリとノブを回されるが鍵をかけておいた。
扉は開かない。
「…………。」
と言う事はこの扉の向こうに残されているのは大ちゃん1人……。
大ちゃんが私に気付く事なくここから出て行ってくれる事を切に願った。
「……美咲。」
………その願いも虚しく扉の向こうから私を呼ぶ大ちゃんの声。
よく考えれば私の鞄はソファーの横に置いたままだ。
玄関には靴も残されている。
……バレてもおかしくはなかった……。
「美咲、ここにいるんだろ?」
大ちゃんは寝室の扉を軽くノックした。
返事なんて出来る訳が無い。
私はだんまりを決め込んだ。
「美咲、開けるよ。」
ガチャリとノブを回されるが鍵をかけておいた。
扉は開かない。
「…………。」