愛されたい(短編)
朝になったけど体が痛い…

雪「ハァ…これで学校行くのかぁ」

昨日の男、あれは父親だ

父は昔からあんな感じだった

母親は知らない

会ったことがない

雪「さて、そろそろ行こうかな」

準備を終えて部屋を出る

雪「誰も…居ない」

あたしは玄関にいって靴を履いた

雪「行ってきます」

今日も誰も居ない家にあたしの声が虚しく響く

いつもと変わらない一日だ




でも、今日は違った

それは良い方ではなく、悪い方に違った
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