【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
綺麗にたとう紙に包み帯と用意しておいた手紙を一緒に入れた。
「住所は?」
「近藤組で届くんじゃない?」
「あははは届きそうだけどね。」
私はLINEで
八重さんお返しが完成したので住所お伺い出来ますか?
近藤組 近藤八重様で届きそうな気もしたけど(笑)
届くわ。
なんて書いてあったあと、住所を書いてくれた。
「さて、届けてもらってやっとのんびり昼寝が出来るね。」
「由香里さんの縫わないんですか?」
「ちょっと休憩するわよ。」
「あぁ…そうですね。」
由香里さんが内線をかけ少しすると
「お呼びでごぜぇやしょうか。」
声がしたので襖をあけると桐生さんの姿。
「結衣、渡して。」
私は、浴衣の入った箱を桐生さんに手渡した。
「すみません。これ宅急便でお願いしたいのですが。差出人は由香里さんと私です。」
「へい。」
にこやかに受け取ると
桐生さんが浴衣を出しにいってくれた。
「桐生は宛名書かせても達筆だからいいよ。」
「さすが。」