【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
そして「藤堂は女を見る目が確かでいらっしゃる。由香里姐さんそのまんまじゃないですか。」
組長さんが言うと
今度は由香里さんがシーッとやったから何か秘密があるのかもしれない。
相川組長さんは楽しそうに笑っていらっしゃった。
「若、自分も結婚考えているんですけど誰がいいのか選べなくてね…。どうやってお決めになられたのか伺いたかったんですよ。」
若頭の慎太郎さんはまだ19歳で本当に若い。
それなのに結婚を考えるなんて驚いた。
「付き合ってる人がいるのか。」
響さんがからかうように聞くと
「何人かいるんですけど。」
「え?」
思わず口から出てしまい慌てて両手で口を抑えた。
隼は横で身体を震わせて笑っていて
「結衣、言っていいぞ。言っていいぞ。」私をつつく。
だけど私だって空気ぐらい読めるからじっと我慢した。