【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



由香里さんが


「お疲れ様でした…」と声をかけ


私は「改めまして、藤堂結衣と申します。」三つ指をついて挨拶をした。



相川組の組長さんも若頭の慎太郎さんもそして遠山さんも


改めて挨拶をしてくださり


「お疲れ様でした。」とお酌をして夕食が始まった。



「結衣姐さん…遠山から話しを聞いていやしたが、姐さんを見てるとその話しがまったく信じられやせんでね…。見れば見るほど想像も出来ないんですよ。」


私は「え?」と持っていた箸が止まった。



「刀つきつけなさったって?」


「あ…。」


動きが止まった私の横で隼はクスクス笑っていたけれど


「若を守ろうと最後まであの男から目を離さなかった。」


遠山さんがにこやかに話したけれどここで話されるとにこやかな話しにはならない。


チラリと由香里さんの方を見てからシーッって口元に人差し指を持って言ったら


笑いながらひとつ頷いてもうその話しはやめて下さった。



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