【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
翌日、また話し合いを始めたようで
次にお顔を見たのはお見送りの時だった。
「お疲れ様でございました。お気をつけてお帰り下さい。」
「組…げんちゃん。慎太郎さん、遠山さんお気をつけてお帰り下さい。」
「ありがとうごぜぇやす。」
「またお会いしましょう。」
「お世話になりやした。」
車が見えなくなるまで私と由香里さんは手を振って見送った。
「結衣、ほっこり笑顔ってどんなのよ。」
「満月みたい?蒸しパンみたい?ふわふわ?ほわほわ?」
あはははは
「あ~結衣はすごい。」
「変な事言いましたよね…。ほっこりは変?」
「ううん。変じゃないわよ。喜んで帰って行ったじゃない。」
「えぇ。」
「それでいいの。げんちゃんでいい。ほっこりでいい。ウフフフ。」
由香里さんはいいと言いながらも
何度も吹き出しながら家の中へと入って行った。