【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



迎えに行っても、隼は玄関前で車を降りる。


いつもの場所から玄関前までもそんなに距離があるわけじゃなく


わずか10数メートルなんだけれどその10数メートルの距離を一緒に歩くのが


2人でつかのまの散歩のような気分で私はすきだった。


すごく不満なわけではないがやっぱり少しだけ残念な気分。



梅雨入りすれば毎日が雨なわけで


何となく損しているような気持ちがした。


だけど話題にしてまで気にしてるかっていうとそういうわけでもないから


とくにそれについて話す事もないまま


明日は晴れろ!なんて思いながら眠るようになった。






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