【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
「結衣さん毎日雨だと退屈ですか?」
三浦さんに声をかけられ
「ううん。そんなことないです。」
「そうですか?毎朝残念そうな顔をされているような気がするのでね。」
「あぁ…。雨だから毎日玄関前までしか見送りもお迎えも出来なくて。ちょっと残念に思うからかな。」
「そういうことでしたか。早く梅雨が明けるといいですね。」
「そうですね。でも、そんなにも残念に思ってるわけでもないんですよ。」
私が笑い出せば三浦さんも笑いだし
「結衣さんの願いでも三浦には天気を変えることは出来ねぇでごぜえやす。」
「出来たら怖いわよ。」
私のちょっとした表情もきちんと見ている三浦さんには頭の下がる思いがした。