【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
朝食が終わり部屋へ戻るとタバコを吸いにベランダへ出た隼が
「結衣、こっち来てみろ。」
吹き出してから私を手招きするから私もベランダへと出ると
たくさんの鉢植えが届いていた。
「うは…やっぱりお花屋さんしようかな。」
私も大笑いだ。
入院した時にいただいた、たくさんの胡蝶蘭の鉢植えもある。
家のいたるところに飾っていたが、花が終わると店長にアドバイスをいただいて次の開花への世話をするという仕事が出来た。
植木さんが上手に棚を作って下さったのでそこに並べたものもある。
だけど「あちこちにあった方が結衣が家の中を覚えるのにいいだろ?」
隼のその言葉で鉢植えに番号がつけられ組員さんたちの方へ行く廊下や、
あまりふだん私が行かない場所にも置かれた。