【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
だけど歩いて行こうとする私の腕を掴み
「どうせなら何着か持っていけ。」
まぁ試着するなら無料だしいいか。
紺に小花柄のシフォンのワンピースと透かし網のニットのプルオーバーに
チュニックブラウス。
隼は次々に選んでくれて
意外にも私の好みがわかっているのも嬉しかった。
「ねぇ…こんなに着るの大変だってば。」
「いや、着るのはワンピースだけでいいだろ。」
「じゃあこれは?」
「買えばいい。」
「いや、いいよこんなに。」
「買ってやりたいんだからいいんだよ。」
「ありがとう。」
今日は隼の気持ちを有難く受けとることにした。