【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
フロアを歩きながら
一枚のワンピースを手にとり
「結衣、これ似合いそう。」
ワンピースを選んでくれる姿に吹き出しそうになった。
隼の手にしたのはベージュと黒のコードレースの切り替えのワンピースだった。
「可愛いね。」
「これ買え。」
「いいの?」
隼はフッと鼻で笑い
「いいから。」
「ありがとう。」
「サイズ平気か?小さいのあるか?」
「何か言った?」
「いや、言わない。自分で確かめろ。」
「うん…。」
ちっさい思ったなんて笑ってる場合じゃなかった。
本当に可愛くて絶対に着たいと思ったから真剣だ。
だけどちゃんと私に合うサイズがあったことに一安して
「試着していい?」
笑顔で聞けば
「あぁ。」
同じように笑顔でこたえてくれる隼。