【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



車で家に帰れば


玄関の軒先には、てるてる坊主




「あははは。三浦さんだ。」


「三浦に頼んだのか?」


「ううん。違うの。」



私は小さく吹き出しながら家に上がり


和室からせめて三浦さんの部屋に向かってお礼の頭を下げようと


襖をあけて窓辺に行った。




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