【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



「組長さんにご挨拶申し上げたいのですが、どちらにおいででしょうか。」


「まだ組におるけん、留守ですばい。」


「そうですか。姐さんにご挨拶させていただけますか。」


「姐さんは亡くなっておらんとよ。」


「存じておりますが、お仏壇にご挨拶をさせていただきたいのですが。」


「あぁさよか。ほなついてきて。」


私はその男の人の後をついていった。


奥の部屋へ行くと立派な仏壇があり


優しそうで可愛らしくステキな笑顔の女の人の写真が飾られていた。


「鈴蘭の花のような方ですね。」


「え?」


「色白で可愛いらしくて鈴蘭のような方です。」


男の人はにっこりと笑い


「鈴蘭の花がスキやったと。」


「そうなんですか。だからなんですかね。」


私が微笑むとやっぱり微笑み返してくれた。




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