【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



だけど五郎さんの汗が本当に凄いから


「すみません。ちょっと止まっていただけますか?」


私が声をかけると五郎さんは足を止めてくれた。


ハンカチで汗を拭いてあげようと思うけれど


何せ五郎さんは熊みたいに大きい。


「大変申し訳ないんですけど…少し屈んでいただけますか?」


私がお願いすると不思議そうな顔をしながら屈んでくれた。


急いでハンカチで汗を拭いてあげて


「五郎さんが脱いでくれないと私は汗が止まりません。」って訴えたら


「墨入ってるんで脱げないんです。」と教えてくれた。



「じゃあ早く戻って上着脱ぎましょうね。」


気持ち早足になってお花屋さんへ向かって歩いた。




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