【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



「あれ、花壇なおっとるとね。」


1人の組員さんが来た。


「昌樹、四郎と五郎やけん。」


「はじめまして、四郎です。ウフフフ。」


「昌樹です。えらい笑い声聞こえとったんは、四郎とご…五郎さんやったとね。」


「だって五郎ちゃんがホースで水かけるんだもの。」


「あ、昌樹来よったか。」


さぶちゃんが庭の方へ出てきた。


「通りまで楽しそうな笑い声聞こえたけん、何事かと思ったばい。」


昌樹さんがクスクス笑っていて


「この家でこげな笑い声が聞こえんのは何年ぶりやったかね。」


「極道だって人の子だもの。笑ったって泣いたって喜んだっていいですよね?」


「そうたいね。」


さぶちゃんが小さく笑った。





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