【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
「急ぎなんですか?」
「あぁ出来るだけ早く片付けたい。」
「組の問題なんですね。」
「へい。」
「それに、私が力になれることはありますか?」
植木さんは黙って目を閉じた。
私は静かにその答えを待った。
「若の留守中にあっしが結衣さんを連れ出す事は出来やせん。」
「いいえ。私が勝手について行くだけです。」
植木さんはまた黙って目を閉じたので
私は同じように静かに次の言葉を待った。