【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
ソファーへ座ると
「心配でしょう。」
「はい。」
もうこの泣き顔だ。心配してないなんて言っても通じない。
「今度の話しをすべてお話した方が安心されやすかい?」
私は首を横に振った。
当然知りたい。
知った方がいいのかもしれない。
それでも、何も隼が言わなかったのだから私が聞かない方がいいのだろうと思う。
「必要があれば隼は話してくれたでしょう。言わないのだから私が知る必要のないことだと判断したんだと思います。」
「今回のことは少しこみ入ってやした。あっしはこれから関西へ行ってこようと思っておりやす。」
隼も響さんもいない中で植木さんまで不在になるのは、不安すぎる。