【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
お風呂を上がり廊下を歩いていると
奥野さんと出会った。
「ゆっくり入れましたか。」
「はい。お陰さまで。お気遣いいただきありがとうございます。お礼を申し上げたいのですがお部屋がわからなくて。」
「ほな、わしが伝えておきますよって。」
「ありがとうございます。よろしくお願い致します。」
深く頭を下げると
「姐さんたちの楽しそうな顔を久しぶりに見してもらいましたわ。」
「私、変な事ばっかり言ってました?」
「そうやないですよ。姐さんの心意気が嬉しかったんやと思います。」
クスッと笑ったあとで
「姐さんはいける口ですかい?」とお酒を飲む真似をした。
「うふふ。結構いけます。」
「ほな、風呂上がりのビールとでもいきますか。」
「キャッ嬉しい。」
「植木と三浦にも声かけとくよってさっきの和室におってください。」
「はい。ありがとうございます。」
私は今夜貸していただいた部屋へ戻るとスマホを取り出し
由香里さんにメールをした。