「お前がloveの方で好きだ」


「やべ、俺スニーカーだわ」

「あ…俺もだ」

現在玄関。

あれ、私確か…
「サンダルで来ちゃった」

「あはは、みんな何してんの~(笑)
 じゃあ、めいには私のシューズ
 貸してあげよっか?」

「え?いいの?」

「もちろん!」

そう言ってブイサインをする凛ちゃんに
なぜか少し涙ぐむ私。

「俺らは~?」

「あ、ちょうどいいじゃん。
 だんし速いからハンデってことで♪」

「ちょっとまて」

雅也くんが手を前に出して言った。
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