「お前がloveの方で好きだ」


「ふぅ、疲れた~」

凛ちゃんが自分の部屋に入るなり、
よいしょ、と座った。

「疲れてる暇はないぞ~」

雅也くんが凛ちゃんの前で、
人差し指をぐるぐる回しながら言った。

「うちはトンボか」

「あはは、まぁ、怒るなって。
 じゃあ次はプレゼントのお時間で~す!」

「「イエ~イ!」」

私と隼人は盛り上げ役…

「イエ~イ!」

と、思ったけど、
凛ちゃんも盛り上げ役みたいです。


「じゃあ、まず誰から渡す?」

シーン

最初は少し緊張するな…。
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