「お前がloveの方で好きだ」

「俺からは~…ジャン♪」

えっ。

そう言って出したのは箱だった。

何故私が驚いたのか、
それは、その箱が結婚指輪入れの箱に
そっくりだからだ。

でも、結婚指輪入れの箱より少し大きい…?


「華凛ちゃんが、素敵な一年を
 過ごせますように…」

パカッ。

「ぅわ~…綺麗なネックレス~♡」

ほっ。

少し安心したかも。

「隼人くんありがと~!!」

「光栄です」

そう言って、右手を胸に当てて頭を下げた。

…執事?

今日は執事の日なのかな?
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