恋愛小説は難しい
「……………………………………おまえマジで言ってんのか?」
「あたりまえじゃないですか。私大学生、三井さん一応社会人。これすなわち?」
「何がすなわちだ馬鹿者!割り勘だ割り勘」
「けち」
「俺は決してけちではない。ただおまえのために金をあまり使いたくないだけだ」
けちよりひどいじゃん!
しかたなく安めのメニューを頼んだ。
写真が美味しそうだったマカロニグラタン。
三井さんはカルボナーラ。
好きなのかな?
注文した料理が来るまでの間に、三井さんは持っていたカバンをゴソゴソやっていたかと思うと、
ノートパソコンを取り出した。
「ん?」
ノートパソコン?
なんで?
頭の周りにハテナマークを沢山浮かばせているであろう私に三井さんが説明してくれた。