恋愛小説は難しい
「おまっ……何言って………」


……ここまで言っても気がつかないんだろうな。たぶん。

三井さんの自己評価は変なところが高くて、変なところが低い。

具体的に言うと、自分の顔の良さは十分承知してるけど、俺様な性格はかわいそうな程自覚症状がない。

会ってから3年ぐらいで、出会った頃は

三井が23歳
私が中学3年

だったはず。

その当時から、性格には変化なし。

だからきっと───



「なんで俺が性格悪いみたいな言い方されなきゃいけねーんだ!」



いや、そのものズバリだよ。

心の中呟きをぐっと飲み込んだ。
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