恋愛小説は難しい
「まあ、とりあえずそれは置いといてですね」

「散々言っておいて放置かよ」

「何がいいのかはわかりませんが、最近の女性は少々強引な男性が好みってことですよ」

「なるほどな……」


顎に手を当てて考えこんでいる。

様になってるのがまた腹立つなー。


「シュチュエーションとかはどうなんだ?」

「シュチュエーションですか……」


キャラクターよりも簡単かな?

女子がキュンとくるシュチュエーションと言えば────


「やっぱり、『壁ドン』じゃないですかね」

「『かべどん』?って何だ?あ、あれか?あの、壁の薄いアパートとかで隣のヤツに“うるせーぞコラァ!!!”ってガンガン壁叩くやつ」
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