美しい桜との約束
ついに暗殺場所の油小路に着いた。


指定された位置に行き、息を潜める。


少ししてからベロベロに酔い千鳥足になった伊東さんが一人で歩いてきた。


原田さんが合図を出し何人かの隊士が伊東さんに向かって一斉に斬りかかろうとした。


いくら酔っ払っていても武士は武士。


伊東さんは殺気に気付き素早く刀を抜いた。



カキンッ!





「誰だ!!」





「誰だろうなー。」





「・・・新選組ですね?」


< 185 / 332 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop