続・ドキドキ
「はぁぁぁ」
大きくため息。
朝練のあと、教室に戻る廊下で。
バシッっと背中に痛みが走る。
「なーに、ため息ついてんだよ!お前の空気重!!」
俺の背中を叩いたヤツ。
ケラケラ笑いながら隣を歩く栄太。
コイツ悩みとかあんのか・・・?
「俺からしたら、レギュラー取れて、かわいい彼女が居て、お前以上に羨ましいヤツはいねーぞ?まぁ、もちょっと頭いいとカンペキなんだけどな?」
「・・・・・・」
目を細めて栄太を見る。
「俺はお前のそのノー天気な脳ミソがうらやましいよ。」
「おっ、褒めてんの?照れんじゃん。」
「バカ。」
そんな感じで教室に入る。
クラスのヤツは栄太の影響でノー天気なやつらばっか。
なんか救われんな。
2時間目が終わった休み時間。
真奈美が廊下から俺を呼ぶ。
「修太郎!」
珍しい来客にクラスのヤツもびっくりしてる。
俺もびっくりだ。
俺は真奈美のところへ行く。
きっと、葵がどうかしたんだ。
案の定、葵の調子が悪いって。
「保健室で寝てるから、様子見に行ってあげて?」