続・ドキドキ




こんな事、はじめてで。



葵がいつも笑顔で俺の横に居て。


俺のために作った弁当とか、俺を待ってる姿とか。



当たり前になりすぎてた。






弁当を持ったまま教室に戻る。



席に座ると



「お、修太郎、ついに振られたの?」


ニヤニヤ笑いながら栄太が俺に近づく。



「うるせー」


それだけ言って、葵の弁当をあける。



赤とか、緑、黄色。


毎日遠足みたいに可愛い弁当。



見た目だけじゃなくて旨くて、ちゃんと野菜とかも入ってて。



「うわっ!旨そう!なっ俺のと交換して!!」


「ばか!誰がやるかよ!これ俺のなの!」


栄太の手が伸びてきてその手を思いっきり叩く。


「いてぇ・・・」







一緒に食いたい。


葵、明日になったら元気になる・・?




< 26 / 31 >

この作品をシェア

pagetop