続・ドキドキ
こんな事、はじめてで。
葵がいつも笑顔で俺の横に居て。
俺のために作った弁当とか、俺を待ってる姿とか。
当たり前になりすぎてた。
弁当を持ったまま教室に戻る。
席に座ると
「お、修太郎、ついに振られたの?」
ニヤニヤ笑いながら栄太が俺に近づく。
「うるせー」
それだけ言って、葵の弁当をあける。
赤とか、緑、黄色。
毎日遠足みたいに可愛い弁当。
見た目だけじゃなくて旨くて、ちゃんと野菜とかも入ってて。
「うわっ!旨そう!なっ俺のと交換して!!」
「ばか!誰がやるかよ!これ俺のなの!」
栄太の手が伸びてきてその手を思いっきり叩く。
「いてぇ・・・」
一緒に食いたい。
葵、明日になったら元気になる・・?