白の王子と黒の女王
 純平side

俺は1日で華恋の“隣”になれた。
思ったよりもあっさりと。

そして、心龍に白龍の名をもらった。


だが、まだみんな俺を信じていない。

上辺だけの“隣”

それでも良かった。
華恋の隣にいれるのなら。

でも、時間が経つにつれて独占欲が強くなるなんて。



彼女に出会えたから、俺の今までを簡単に変えることができた。

それくらい華恋の存在は俺の中で大きくなっていた。


< 12 / 53 >

この作品をシェア

pagetop