白の王子と黒の女王
「1ヶ月。
俺は、必ず認めさせてみせるから!」

「必ず、やと。
嵐龍の隣におりたいなんて・・・たいしたもんや。

純平くん、今日からあんたは白龍や」


純平は白龍になり、私たちの心を少しずつ揺らがせていった。

そんなこと、今の私たちは知るすべもなく。


大きすぎる兵器を手の平にのせてしまった。


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