白の王子と黒の女王
「でも、俺のこと考えてたんじゃ?」

「そうかもな。でも、変な感情はない。


私はお前を信じたりしない!勘違いはするなよ」


軽い警告を入れておいた。

舞が信じたとしても1人だけ。



どっちにしろ、早くしないと私たちは潰されてしまう。
そんな気がする。


早く、早く、早く!

時間が平等に流れることにイラつきを覚えながら、学校を出た。


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