貴方の視線。





「はし....もとく..ん?」




私はそっと離れて顔を見上げた。




やっぱりそこには少し大人になった橋本君がいた。





「久しぶり....」



「あっ、久しぶりだね...卒業以来...?」



「そうだな。あの教室で会ったのが最後だな…」




そう言って前と変わらない、
あの真っ黒な瞳で私を見下ろしてくる橋本君。



「そ....だね...」



これ以上2人きりは気まずい...



「そろそろ戻ろっか....」




そう言って戻ろうとした時。




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