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「話っていうのはね、どうしてこうなったのかを話したいんだよ」

「……やだ」

「どうして？」

「……それより、してほしいよ」

おっと、そんなこと言うの？

そんなこと言われたら、まずいだろ。

もう僕より十倍エロくなったの？

いや、でも違うな。

これはそうじゃない。

やっぱり、僕は自分の勘に従った方がいいみたいだ。

どうして抱いたらダメなのか、僕は少しわかった気がする。

「今日はしないよ」

「もう、嫌い、だから？」

君はやっぱり僕と同様、しつこいね。

「そうじゃなくてね、うまく説明できないんだけど、なんて言ったらいいのかな」