冬に咲くヒマワリ



ずっと
人なんて、信じないって思ってた。


裏切られるくらいなら
自分から裏切って、自分から壁を作って

傷つかないように、必死に強がってた。




昔から、あたしはそうだったから。

今更、この性格を変えたいなんて無理な事もわかってる。





だけど、だけどね?


諦めかけてた、幸せな家族も

あなたはあたしに見せてあげるからって言ってくれたよね。


ずっと、虚勢張って生きてたあたしを
ありのまま、受け止めてくれた。



こんなあたしでも
あなたの傍に居てもいいんだ、って思えたの。




…ありがとう。

ありがとう、ヒロくん。




あたしは、あなたに何を返せるだろう。

どうすれば、喜んでもらえるかな。




なんて。
今まで、自分が一番だったのになぁ。


あなたと出会って
あたしはやっと、『女の子』になれたのかも。




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