7年越しのラブストーリー
「真尋兄ちゃん!
今、木村先生に話しを聞いたんですが、どういうことですか!?」
シゲが怒り気味に言う。

「どういうこと…って、そのまんまだけど。
千夏との後夜祭を賭けた勝負、他人には任せられないから」

「真尋兄ちゃんと浅井って、どんな関係なんですか?
ただの、友達の妹じゃないよね?」

シゲは真剣だ。
そばにいた、挑戦者の子~高野くんと言ったな~も、真剣に俺の言葉を待っている。
隣にいる千夏も、不安気な表情をしていた。

「千夏は俺の彼女だよ。
3年半ぶりに手に入れた、大切な彼女だ。
離すわけにいかない。
だから、自分で守るんだよ、千夏との時間を!」
俺は正直に打ち明けた。

千夏は照れた顔をしている。

シゲと高野くんは、驚いて俺と千夏を交互に見ていた。
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