Special to me
驚いた様子の真子。

「どうしようもないんだ」

俺は自分の想いを吐露する。

「真子が好きすぎて、一度俺の体が真子のことを覚えてしまったら、止まらないみたいで」

すると、真子が微笑んだ。
いや、微笑んだ顔が鏡に映った。

鏡越しに俺の顔を見て、真子が言う。

『大丈夫。私も同じ気持ちだよ、晃樹。だから、遠慮はしないで』

そう言うと体を180度回転させて、顔を上げて俺にキスをしてきた。

俺はそんな真子に応えて脱衣場で裸のまま激しくキスをした。

そしてふわふわな胸を揉むと、彼女の息が荒くなり・・・

そのまま隣の部屋の布団になだれ込み、さっき覚えてしまった互いの体を、満足するまで交わり続け、至福の夜は更けて行った。
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