あなたと私の花言葉


「やあ、桃ちゃん。
今日からよろしくね。」


車から降りてきたのは
トーヤ君のお父さん、そう、
店長だった。


「え、ちょっと待って、親父、
こいつがバイト?
嘘だろ?」



「嘘じゃない、
今日から働いてもらうんだ。

お前ひとりに店を任せるのは大変だろう」


「まじかよ…」



やっと理解したみたいだけど…
なんでそんなに嫌そうな顔するの…

私のことそんなに嫌いなのかな。



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