あなたと私の花言葉
前までは会うたびに、喋るたびに
どんどん好きが積もっていって、
抑えきれなくなっていたのに
今は違うんだ。
拒絶されてるみたいに、
私の被害妄想なのかもしれないけど
どんどん心が傷ついていくんだ。
好きってのは変わらないんだけど、
迷惑かけちゃってるのかな、とか。
不安になる。
「…おい」
「…」
「おい、聞いてんのかお前」
トーヤ君の怒りっぽい声にハッと
我に返る。
「このマーガッレト、
あっちに追加してきて。」
どさっと手に置かれたのは何束もある
白いマーガレット。
「あ、うん!」